新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが急減した中小企業に最大200万円を支給する「持続化給付金」の事務作業を請け負った一般社団法人が電通に再委託していたことが明らかになり、複雑な運営態勢が不自然だとして野党が追及を強めている。法人を通した発注がコストアップにつながったかどうかや、スムーズな給付を阻害しているかが焦点になりそうだ。
持続化給付金の運営は、769億円で受注した「サービスデザイン推進協議会」(東京)が749億円で電通に再委託。差額の20億円について政府は、給付金の振り込み手数料などに使われたとしている。電通は人材派遣のパソナやITサービスのトランスコスモスに業務を外注していた。3社は協議会の設立に関わっていたという。 給付金を所管する梶山弘志経済産業相は2日の記者会見で、「いろんな業務が混じっており、どういう人材でどういう手順を踏んで支給にこぎつけるかという中でこういう形を取った。(給付金の)振り込みは一般社団法人が(行い)、業務はそれぞれ(の外注先)に分けているということだ」と、再委託に問題はないことを強調した。過去に電通が政府から直接、交付事務を請け負ったところ、振り込み元となった同社に問い合わせが殺到したことがあったといい、同社は直接受託しないことを原則にしていると説明した。もっとも、複雑な運営体制が事業費の膨張につながっていれば問題だ。持続化給付金は新型コロナで窮地に陥った中小企業支援策の“目玉”だけに、政府には丁寧な説明が求められる。(高橋寛次)
サービスデザイン推進協議会。自分のところで処理できない仕事を受託するなんて能無しすぎる。確信犯でやっているんだろうけど。
給付金対象数から計算すると一件あたり五万円も手数料がかかるとか。 なんだこの商売。
おお!野党には珍しく良い追求だ! 今回のナントカ協議会みたいな法人は、官僚の天下り先として大量にあって、日頃から国の機関はそれらに特命随契で各種業務を発注してんだよ。 て、そこは自分の取り分とって、民間企業に丸投げ。 要は、今回のようなことは、氷山の一角。 徹底的に追求しろ!
電通が絡んでもなお必死に擁護するネトウヨに闇を感じる…
アベノマスク発注の時もそう、なぜ安部政権はやることなすこと野党から追及されるような疑惑が絶えないのでしょうか? 専門委員会の議事録もきちんと作ればいいだけのこと。 こんな普通のことをやらないから国民から突っ込まれるんですよ。
説明通りに、20億は手数料だろ。再委託先に竹中のパソナが入り込んでいるのが気になる。
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