中国の産業補助金、手厚い業種は?

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中国の2020年の上場企業に対する産業補助金は、前年に比べて14%増の約3兆6000億円と、過去最高になりました。どのような業種に手厚く補助金を支給しているのでしょうか。5月17日、日本経済新聞朝刊のポイントをお届けします。 朝刊1面を読もう

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産業補助金の業種別の伸び率をみると、習近平指導部が育成を急ぐ産業に資金を重点配分する姿勢が鮮明になりました。半導体向けの伸びが目立ち、関連113社への補助金は10年前の12倍に増えています。半導体受託製造のSMICは約420億円を受け取ったほか、製造装置を生産する企業への補助金も積み増しました。 造船や戦闘機といった軍需関連や、新型コロナウイルスのワクチン開発などに取り組む製薬企業向けの伸びも顕著です。これらの業種を手厚く支援するのは、アメリカとの対立長期化を懸念しているためです。例えば半導体では、米国が中国への制裁を強化しても供給網が途絶えないように、国産化を急いでいます。 世界貿易機関は国産品を優先するための補助金を禁じています。もっとも全てを禁止しているわけではなく、日本も三菱重工業の小型ジェット機の開発を支援してきました。ただ、中国は国有・政府系企業が補助金の6割を受け取るなど偏りも大きくなっています。「補助金依存は企業の競争力を損ねる」と指摘する声もあります。

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