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大型連休明け6日の東京株式市場は、世界景気の回復への期待から買い注文が優勢となった。日経平均株価(225種)の終値は前営業日比518円74銭高の2万9331円37銭だった。
前日の米株式市場でダウ平均株価(30種)が最高値を更新し、米国をはじめ世界の景気回復への期待が高まった。東京市場でも鉄鋼や海運など景気の動きに敏感な銘柄を中心にほぼすべての業種で買い注文が膨らんだ。一時600円超上昇し、2万9000円の大台を回復して取引を終えた。
東証1部全体の売買代金は約3兆3800億円と1か月ぶりの高水準となり、2営業日連続で3兆円を超えた。
市場では、「米企業決算で予想を上回る発表が続いており、投資家がリスクをとる展開になりやすい」(証券大手)との見方が広がっている。