世紀の決戦JC、過去の三冠馬対決に見るレース間隔と斤量の重要度

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世紀の決戦JC、過去の三冠馬対決に見るレース間隔と斤量の重要度 夢の対決が実現する。 今年の競馬を主役として盛り上げてきた牡牝の新旧三冠馬3頭がそろい踏みするからだ。

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東京競馬場で29日午後3時40分から行われる中央競馬のGIレース、第40回ジャパンカップ(JC、芝2400メートル)で、夢の対決が実現する。今年の競馬を主役として盛り上げてきた牡牝の新旧三冠馬3頭がそろい踏みするからだ。平成30年の牝馬三冠馬で、芝のGI8勝の最多勝記録を樹立したアーモンドアイ(5歳牝馬)に、今年の牡牝3冠をともに無敗で制したコントレイル(3歳牡馬)とデアリングタクト(3歳牝馬)。三冠馬3頭が相まみえるのは中央競馬の歴史で初めてだが、2頭の対決なら過去に4回ある。そこから見えてくるレースの展開を、競馬評論家の井崎脩五郎さんとともに探った。三冠馬対決が初めて実現したのが、昭和59年の第4回JCだった。前年、19年ぶり3頭目の三冠馬となったミスターシービーが天皇賞・秋に勝って出走。この年、初めて無敗で3冠を制したシンボリルドルフも参戦した。

最後方からの直線一気で人気を集めたシービーと、決して負けない手堅いレース運びで後に「皇帝」と呼ばれたルドルフ。対照的な2頭が雌雄を決するだけでなく、過去3回は海外からの招待馬に1着をさらわれてきたJCを、今度こそは三冠馬のいずれかが日本馬で初めて制してくれると競馬ファンの期待を集めた。

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