世界初のアーケードゲーム「コンピューター・スペース」が失敗した理由とは?

世界初のアーケードゲーム「コンピューター・スペース」が失敗した理由とは?

2021/10/16 17:45:00

世界初のアーケードゲーム「コンピューター・スペース」が失敗した理由とは?

アーケードゲーム最初期のヒット作品といえば「ポン(Pong)」が知られています。「ポン」を手がけたノーラン・ブッシュネル氏は実は世界初のアーケードゲームである「コンピューター・スペース(Computer Space)」という作品も世に送り出していました。「コンピューター・スペース」が残念ながら「ポン」ほどのヒットとならなかった理由について、ブッシュネル氏は「当時ゲーム機が置かれていたゲームセンターやバーに来る人がプレイするにはルールが難しかった」などと振り返っていますが、当時のゲーム状況を調べた研究者は、ブッシュネル氏とは異なる結論を導いています。

byフルーイン教授によると、「コンピューター・スペース」登場当時、スタンフォード大学では「スペースウォー!」の派生版である「The Galaxy Game」が学生組合に置かれて1コインで遊べるようになっており、学生が数時間待ちという行列を作っていたそうです。「The Galaxy Game」に集った大学の学生と、「コンピューター・スペース」に見向きもしなかったバーの客はそれほど重複しないため、ブッシュネル氏の言う「難しすぎた」が当てはまる可能性はあります。しかし、フルーイン教授は、納税申告書をPCソフトの助けもなく作成したり、紙のインデックスカードを使って図書館の蔵書を見つけたりしていた人々が、「コンピューター・スペース」を難しく感じたのかという点を疑問視し、むしろ、「スペースウォー!」や「The Galaxy Game」にあって「コンピューター・スペース」になかった、「重力の影響」がゲームのヒットに関与したのではないかと考えました。実際、「スペースウォー!」では画面中央の星が重力の井戸となることで、自機を星に向かって移動させ重力を利用する戦略が採れたとのこと。

「コンピューター・スペース」で重力の設定がなかったのは、汎用コンピューターではなくテレビの技術を使って作られていたからだそうです。ただし、「スペースウォー!」は汎用コンピューターベースだったので重力は設定できたものの、アーケードゲームとして発売するには高価すぎたとのこと。このため、後になってカスタムプロセッサを追加して問題を回避したそうです。なお、当時のアタリ社員であるジェリー・ジェショップ氏は「コンピューター・スペース」について「プレイ経験は最悪だった」と振り返っています。 続きを読む: GIGAZINE(ギガジン) »

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