世界不平等研究所が公開したレポートによると、世界全体の資産の76%は上位10%の人々によるもので、上位1%の人々だけで世界全体の38%の富を支配しているとのこと。一方で下位50%の人々の資産を全て合計しても全世界の資産の2%にしかなりません。
保有資産上位0.01%の富裕層52万人と個人資産が10億ドル以上の超富裕層数千人の資産が世界全体の資産に占める割合の推移を示したグラフが以下。富裕層の資産が世界全体に占める割合は1995年には7%でしたが2021年には11%に達しており、超富裕層の資産が占める割合も2021年には過去最高の3.5%に達しています。 以下の図は「収入上位10%の人々と下位50%の人々の収入差」に応じて各国を塗り分けたものです。図を確認すると、ヨーロッパの国々やオーストラリアなどでは収入差が5~12倍に収まっているものの、南アメリカ・アフリカ・中東などの地域では収入差が19~140倍に達していることが分かります。氏は「新型コロナウイルスの感染拡大は、非常に裕福な人々とそうでない人々との間の不平等を悪化させました。先進国では政府の介入によって貧困の大幅な深刻化が防がれましたが、貧しい国ではそうではありませんでした。これは、貧困との闘いにおける社会的国家の重要性を示しています」と述べ、不平等の是正には国家の介入が必要であることを強調しています。
内部留保もそうだが流動化するべきだと思う。
不公平だよな
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