パリ・サンジェルマンのアンデル・エレラ(31)、マルコ・ベラッティ(28)両MFが試合後、オランダ人のビョルン・カイペルス主審(47)からゲーム中に何度もののしられたと主張した。

試合は得点源のFWエムバペを欠いていたこともあり、相手MFマレズの2発で完敗。後半にMFディマリアが退場となるとパリ・サンジェルマンの選手たちはいらだった様子を見せた。

しかしエレラとベラッティは自分たちのいらだちが試合内容によるものだけではないと主張。エレラは仏RMCスポーツの取材に対し「今夜の主審は(チームメートの)パレデスに対して、ファック・オフ(侮辱的な単語を交えた“うせろ”の意味)と言っていた。もし僕らが同じことを言ったら3~4試合の出場停止になるはずだ」と話した。またベラッティも「主審は僕に『ファック・ユー(くたばれ)』と言ってきた。そんなこと言ったら、僕らは10試合出場停止だ」と付け加えた。

パリSGのスポーティング・ディレクター、レオナルド氏も「みんなあのやりとりを見聞きしたはずだ。理解できないし、本当に恥ずべきことだ。敗退を主審のせいにすべきではないが、適切にジャッジされていないプレーがいくつもあった」と憤った。パリSGは選手と主審のやりとりを欧州サッカー連盟(UEFA)に報告する。