玉川学園、柔軟な教育目指す 秋入学・幼~高一貫を構想
玉川学園(東京都町田市、小原芳明理事長)が構想している「初等中等一貫教育学校(K−12)」は秋入学と幼小中高一貫教育で学年にとらわれない柔軟な教育を実現するのが狙いだ。
幼稚園から高校までの学校は学習指導要領などで学年ごとに学ぶ内容が定められているが、私立の中高一貫校では高校のカリキュラムを中学で先取りするのが一般的になっている。
幼小中高を一貫教育にすれば自由度はさらに上がり、小学校や中学校などの学校種で分断されない柔軟な教育課程の編成が容易になる。例えば高校で学ぶ教科「情報」を内容によって小中学校レベルで学ばせる