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気象庁の2日午後4時過ぎの発表によると、上空約5500メートルに氷点下24度以下の強い寒気を伴った気圧の谷があり、本州付近を通過するのに伴い関東甲信地方と東北地方では夜のはじめ頃にかけて、大気の非常に不安定な状態が続くという。
同庁は、両地方では落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要としており、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。
仙台管区気象台の同日午後4時前の発表によると、東北の太平洋側南部では夜にかけて、雷を伴って強い雨の降るところがある見込み。
2日午後6時から予想される24時間降水量は、いずれも多いところで、東北の日本海側が30ミリ、東北の太平洋側が30ミリ。
仙台管区気象台では2日夜遅くにかけて、土砂災害への警戒、低い土地の浸水、河川の増水への注意も呼びかけている。