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19日午前9時15分頃、モスクワ北東約1800キロ地点の上空(高度約1万2500メートル)で、パリから羽田に向かっていた全日本空輸の貨物便(ボーイング787―8型)に乗務中のパイロットが一時意識を失った。
貨物便はロシア・ノボシビルスクの空港に着陸。乗員計8人にけがはなかった。国土交通省は、事故につながりかねない重大インシデントに認定した。
国交省や全日空によると、このパイロットは当時、副操縦士席で乗務。隣に座っていた機長が意識を失ったことに気が付いた。間もなく意識が戻って客室で待機し、別のパイロットが代わりに乗務についた。貨物便は20日に羽田に戻る予定。