日曜昼の駐車場で「車ぶつけられた」と通報、休日の警官が酒飲んで運転

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 酒気帯び運転をしたとして、福島県警郡山署は18日、同署地域課係長の警部補(58)を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。

 発表によると、警部補は同日午後1時15分頃、自宅近くの市道で酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。調べに対し容疑を認め、「自宅で1人で酒を飲んだ」と供述しているという。

 県警によると、休日だった警部補は買い物のため車で近くの商業施設に外出。駐車場で自分の車の左前部と、停車中の別の乗用車の右前部を接触させる物損事故を起こし、相手方の50歳代男性が「車をぶつけられた」と110番した。現場に駆けつけた同署員が、警部補の飲酒検知を行い、基準値(呼気1リットルあたり0・15ミリ・グラム)超のアルコールが検出された。

 国井祐典・首席監察官は同日、「県を挙げて交通事故抑止に取り組む中で現職警察官が逮捕されたことは誠に遺憾。県民の皆様には、深くおわび申し上げます」と謝罪。県警は、今後の捜査結果を踏まえ懲戒処分を検討する。

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1995392 0 社会 2021/04/19 13:36:00 2021/04/19 13:36:00 2021/04/19 13:36:00

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