ミニチュアの世界、SNSで急拡大 「見立て」が原点
生い茂る木はブロッコリー、長細いパンは新幹線ーー。あるものを別の違うものになぞらえる「見立て」という技法を駆使して、ミニチュアの新たな表現に挑む写真家がいる。SNS(交流サイト)を通じて国内外にファンが広がり、新たなコンテンツとして企業も注目している。
街まるごとミニチュア
電車から一斉に降りる通勤客やデスクにつくオフィスワーカー、ヨガで汗を流す女性など、にぎわいある街の一日を撮影した映像をみ...
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日本の「ミニチュア」に若い世代や企業が熱い視線を送っている。スマホの写真にすっぽり収まるそのサイズはツイッターやインスタグラムなどSNS(交流サイト)と相性抜群。ストーリー性のあるビジュアルは広告の主役になり、作ったり食べたりと楽しみ方も広がる。新型コロナウイルス禍をも追い風に変え、日本発のコンテンツとして世界に羽ばたけるか。(この連載は本編5回、番外編1回で構成します)