ミャンマー抗議デモで被害拡大、発砲死者18人に…多数の死傷者の情報も

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 【バンコク=田原徳容】国軍がクーデターを強行したミャンマー各地で3日、治安部隊による抗議デモ参加者への発砲が相次ぎ、本紙通信員の取材によると、少なくとも18人が死亡し、多数が負傷した。20人以上が犠牲になったとの情報もある。

 最大都市ヤンゴンのほか、第2の都市マンダレー、北西部モンユワなど複数の都市で死傷者が出ている。

 ミャンマーでは2月28日に治安部隊による大規模な弾圧があり、国連人権高等弁務官事務所によると、18人が死亡し、30人以上が負傷した。

 国軍側は報道関係者への圧力も強めており、AP通信所属のミャンマー人記者を訴追したほか、地元メディアの記者も多数拘束している。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)が2日にオンラインで開いた非公式外相会議では、インドネシアなど各国から事態を憂慮する声が相次いだ。ミャンマー国営紙は3日、国軍が任命した外相の出席を報じたが、具体的な内容には触れなかった。

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