みずほ銀トラブル、カードや通帳の2割が返却めど立たず

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 みずほ銀行は3日、現金自動預け払い機(ATM)から預金が引き出せなくなったシステム障害を巡り、ATMから取り出せなくなったキャッシュカードや通帳の2割の返却が終わっていないことを明らかにした。

 みずほ銀の猪股尚志常務執行役員らが自民党の金融調査会などの合同会合に出席し、取り出せなくなったキャッシュカードや通帳計5244件のうち、2日までに約8割を顧客に返却したことを明らかにした。残る2割については、顧客と連絡がつかないなど、返却完了のめどが立っていないという。

 金融庁は3日までに、親会社のみずほフィナンシャルグループ(FG)とみずほ銀に対し、銀行法に基づく報告徴求命令を出した。システム障害が起きた原因や、ガバナンス(企業統治)に問題がなかったかなどについて、1か月後をめどに報告を求める。報告を精査した上で、業務改善命令などの行政処分が必要かどうかを判断する。

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