初Vの大栄翔、埼玉栄高の後輩・貴景勝に「負けていられない」「上を目指す」

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優勝一夜明け記者会見で笑顔を見せる大栄翔=日本相撲協会提供
優勝一夜明け記者会見で笑顔を見せる大栄翔=日本相撲協会提供

 大相撲初場所で平幕優勝を果たした幕内の大栄翔(27)(追手風部屋)が25日、オンラインによる記者会見で15日間の戦いを振り返り、「プロに入ってなかなか親孝行ができなかった。(孝行が)できたと思う」と喜びをかみしめた。

優勝一夜明け会見で大きな手を見せる大栄翔関
優勝一夜明け会見で大きな手を見せる大栄翔関

 入門前は四つ相撲を得意としていたが、師匠の追手風親方(元幕内大翔山)の指導で突き押し一本に転向。その突き押しがさえ渡っての賜杯獲得に、「自分を信じて、親方を信じてきて良かった」と感謝の言葉を述べた。毎日繰り返したテッポウの稽古ですっかり分厚くなった手を画面で示してみせ、「もっと筋肉をつけて突き押しの力を上げたい」と意気込んだ。

 埼玉栄高の後輩でもある貴景勝に優勝と大関昇進で先を越されたことにも刺激を受けたという。「負けていられない、頑張ろうと思える部分が多かった」と明かし、「上を目指したい」と早く番付で追いつきたいとの思いも口にした。

 昨年4月から日大の通信制大学院で国際情報を学んでいることも公表した。オンライン授業でファミリービジネス(同族経営)について学んでいるといい、「相撲界の部屋の継承に似ているんで」と狙いを説明。「色々な分野の方の考えを聞き、相撲にも生かせることがあれば」と、人間として幅を広げたい考えだ。

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1794124 0 大相撲 2021/01/25 11:20:00 2021/01/25 22:04:35 2021/01/25 22:04:35 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210125-OYT1I50026-T.jpg?type=thumbnail

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