千葉県は24日、匝瑳市の農場で飼育されているアヒルから鳥インフルエンザウイルスが確認されたと発表した。県内の飼育施設での発生は今季4例目で、県は対象となる2農場で飼われているアヒル約5400羽の殺処分を始めた。
県によると、匝瑳市と隣接する横芝光町のアヒルの飼育農場で21日、鳥インフルエンザが確認されたことを受け、匝瑳市の農場でも検査を実施していた。
県は防疫措置として、発生農場から半径3キロ以内を家禽や卵の移動を禁じる移動制限区域に、3~10キロを域外に運ぶことを禁じる搬出制限区域とした。
17日午前1時~24日午前1時の間にこの匝瑳市の農場から出荷されたアヒルのひなも対象となるが、横芝光町の農場と出荷先は同じで、既に殺処分は済んでいる。