部屋にいながら運動不足を解消! フィットネス系サブスク、どれを選ぶ?

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  • author たもり
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部屋にいながら運動不足を解消! フィットネス系サブスク、どれを選ぶ?

おうちジムを楽しもう!

自宅でのワークアウトを充実させるなら、思い切って流行りの高級フィットネスマシンを購入するのも手ですが、サブスクでフィットネス系のストリーミングサービスを利用する方法もあります。Apple、Fitbit、Pelotonなどがテレビやスマホ向けに有料サービスを用意しており、プラットフォームごとにいくつかの類似点や相違点が存在します。

もちろんジムに通ったり、パーソナルトレーナーを探したり、YouTubeの無料クラスを活用したりとそれ以外の選択肢もありますが、安全な家の中で運動をしたいと思っているなら、以下に挙げたサブスクサービスが合うかもしれません。

市場に出ている人気フィットネス系サブスクについて、それぞれのプラットフォームの特徴や特化しているプログラム、サポートしている製品や必要な機材などを米Gizmodoがまとめました。その中から日本で展開しているサービスをご紹介します。

Fitbit Premium

  • 会費: 月額640円、年額6,400円 (税込)
  • 対応デバイス:Android、iPhone、iPad、ウェブ
  • おすすめユーザー:Fitbitユーザー、エクササイズ初心者
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Screenshot: Fitbit Premium

Fitbitの有料サービスを利用するためにはFitbitデバイスは不要ですが、Fitbitアカウントは必要になります。Fitbit PremiumにはFitbitが収集したアクティビティなどのデータのさらに詳細な分析やガイド付きプログラム、そしてFitbit Coach下のチュートリアル動画などあらゆる特典が含まれています。

(Fitbit Premium内の)Fitbit Coachが優れているのは、アプリがパーソナライズされていく点です。ユーザーの現時点でのフィットネスレベルに合わせたエクササイズをガイドしてくれて、各セッションの終了後にはどれくらいキツかったかフィードバックを送ることができます。初心者フレンドリーといった点では、最高なプラットフォームの1つです。

アプリのWorkoutsセクションでは難易度や長さといった情報とともに単体のワークアウトが、Programsセクションでは毎日あるいは週単位でのプログラムが表示されます。さまざまな目的別のトレーニングが用意されており、自分のペースで進められて、自分に合うものを選ぶことが可能です。

Fitbitのスマートウォッチやウェアラブル端末とともにFitbit Premiumを使えば、端末からユーザーの統計や進捗をFitbit Coachプラットフォームに連携できるので、フィットネス体験が充実したものになります。さらに、現時点では米国&英語のみの展開になりますが、Fitbitアプリ経由でプロのコーチから1対1で詳細なアドバイスをもらえる月額55ドル(約5,700円)のHealth Coachingというサービスもあります。

Zwift

  • 会費: 月額1,500円(税抜き)
  • 対応デバイス:Android、iPhone、iPad、Apple TV、 Windows。別途、機材も必要
  • おすすめユーザー:インドア派のサイクリストとランナー
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Screenshot: Zwift

Zwiftはほかと比べると、ターゲットを絞ったプラットフォームです。自宅にあるマシンを使いながらレースやバーチャルワールド、統計分析などを通してランニングやサイクリングを楽しむことに特化しています。

オンデマンドやライブ配信のクラスはないものの、アプリはAndroid、iOS、iPadOS、Apple TVとWindows版を用意。アプリではほかのユーザーと競ったり、バーチャル環境にある豊富なルートをランニングやサイクリングできたり、コンパニオンアプリで進捗状況やパフォーマンスのデータを確認できます。

Zwiftを始めるには、まずハードウェアをいくつかを用意する必要があります(サイクリストの詳細はこちら、ランナーの詳細はこちら)スピードセンサーなども必要となります。バイクやトレッドミルのほか、スマートウォッチや心拍数モニターを追加してもよし。

コーチ陣による1,000個以上のワークアウトで特定のゴールに向けて追い込んだり、10種類のバーチャルワールドにある130以上のルートを自転車で駆け抜けたり、走ったりできます。インドアでのサイクリングやランニングを次のレベルにあげたいならZwiftです。

コロナ禍によって、需要が爆発的に拡大したオンラインフィットネス。PelotonやApple Fitness+などのサービスも早く日本に上陸しないかな。

Source: Fitbit(1, 2), Zwift(1, 2, 3) , Gizmodo US