札幌市立中でクラスター 北海道で4人死亡、111人感染

 北海道と札幌、旭川、小樽、函館の各市は22日、道内で新型コロナウイルスに感染した4人が死亡し、新たに111人の感染が確認されたと発表した。札幌市では新たに同市清田区の市立清田中(生徒数800人)でクラスター(感染者集団)が発生した。

 道内の死者は計561人、感染者は延べ1万6440人(実人数1万6398人)となった。

 札幌市によると、清田中の感染者は生徒7人で、いずれも軽症か無症状。同中は感染した生徒が在籍する6学級を閉鎖、濃厚接触者を出席停止とした。

 同市で発生したクラスターは計150件となった。同市は、感染者と濃厚接触した可能性のある生徒227人と教職員3人の計230人を対象に検査を進めている。

 22日に死亡が確認されたのは札幌市の80代男性と90代女性、道発表分の90代女性と年代・性別非公表。

 新たな感染者は、札幌市50▽旭川市12▽小樽市9▽函館市5▽空知地方4▽石狩地方8▽後志(しりべし)地方1▽胆振(いぶり)地方4▽渡島地方2▽留萌(るもい)地方1▽オホーツク地方2▽十勝地方3▽釧路地方10-の111人。

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