ヘタフェに加入して2試合目で先発起用された久保建が、右サイドで躍動した。得点には絡めなかったが、後半35分に交代するまで持ち味のドリブルやFKで存在感を存分に示して勝利に貢献。ボルダラス監督は「タケ(久保建)のプレーにはとても満足している」と高く評価した。
新加入ながらFKのキッカーを任された。前半に2度直接狙ったシュートはGKに止められたが、果敢にゴールへ迫った。前節のデビュー戦で「2点に絡めたことは自信になった」と手応えをつかんだMFは、相手を置き去りにするターンや次々とかわすドリブルなどで見せ場をつくった。
ビリャレアルで定位置をつかめず「もっとプレー時間が欲しい」と、シーズン半ばで移籍を決断した。新天地で早くも周囲の信頼を勝ち取り、マジョルカで主軸を担った昨季後半のように伸び伸びとプレー。今後のさらなる活躍を予感させた。(共同)