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福岡県は25日、宗像市の養鶏場で高病原性の疑いがある鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)を検出したと発表した。県は家畜伝染病予防法に基づき、飼育中の全約9万3500羽の殺処分を始めた。県内の他の養鶏農家から異常の報告はないという。
また、兵庫県も同日、淡路市内の養鶏場で高病原性の可能性がある鳥インフルエンザウイルス(同)を検出したと
発表。この養鶏場の鶏約14万6000羽の殺処分する準備を始めた。養鶏場での感染は今季、香川を含めて計3県となった。
一方、環境省と新潟県は同日、白鳥の飛来地として知られる同県阿賀野市の瓢湖で採取した水から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出されたと明らかにした。本州で鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは今季初めて。
このほか北海道は同日、倶知安町内で回収した野生のマガモの死骸から、遺伝子検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。