巨人が2年連続38回目の優勝を果たした。原辰徳監督(62)は、マスクと手袋をしたスタッフの手で9度宙を舞った後、優勝フラッグを手にグラウンドを1周。帽子を取り、ファンの拍手に応えた。

優勝インタビューでは、新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れるなど、難しい調整を強いられた選手たちに対し「ジャイアンツの選手ももちろんですけど、12球団のプロ野球選手、関係者、こういう状況の中、コンディションをしっかりつくり、チーム愛を持ちながら戦ってこれたと。まだ試合は残ってますが、本当に良いコンディションをつくりながらね、戦ってきた野球選手は非常に誇りある人たちだと改めて、敬意を表します」とたたえた。

MVPを問われると「チームとしてはまだホップ、ステップ。途上にある選手たち。ここでは控えたいと思います」と話した。日本シリーズに向け「正々堂々と戦って、日本一になることを祈願してあいさつにかえたいと思います」と力を込めた。