渋野日向子(21=サントリー)は、1イーグル、6バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの68で回り、3アンダーで終了時点で21位につけた。

出だしの10番パー4で、グリーン右ラフから約5メートルをチップインバーディー。続く11番パー3では、約8メートルのロングパットを沈め連続バーディー。ショットが絶好調でことごとくチャンスにつけると、13番パー4でも4メートルの下りフックラインを決めて3つ目のバーディー。続く14番でボギーをたたいたが、18番パー5では、502ヤードを2オン。ピン手前7メートルのパットを見事に決めてイーグルを奪い、5アンダーでこの時点で3位まで浮上。前半は29の好スコアをマークした。

しかし、後半はショットが寄らず、3番でボギーをたたき4アンダーに後退。それでも5番パー4では第2打をピン手前1・5メートルにつけ楽々バーディー。再び5アンダーとして、首位と3打差の5位に浮上。

ところが、6番パー4でボギーをたたくと、8番パー4ではダブルボギーをたたき2アンダー。それでも最終9番パー5でバーディーをとって、首位と5打差の3アンダーで第1日を終えた。

ホールアウト後「前半は自分のスイングに納得いってなかったのに、すごいスコアが出てどうしてなのかなと考えていた。後半、自分の思うスイングができるようになってきたのに、グリーン上にすごく苦戦して納得できないと思いました」と話した。

そのスイングについて「もっと自分の中では、しなやかに振りたいが、試合になると力んでしまってチーピンのようになるのが、今日何回か出てしまった。アイアンショットは、おさえのショットはすごく良かった」と分析した。明日に向け「前半のスコアが出るということは、私にもビッグスコアが自分で出せると思わせてくれるので、明日は予選通過するために攻めのゴルフだけじゃなく、いろいろ考えなきゃいけない」と話していた。