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【パリ=山田真也】パリの政治週刊紙シャルリー・エブドの旧本社ビル前で男女2人が刺されたテロ事件で、逮捕されたパキスタン生まれの容疑者の男(18)が、「(イスラム教の預言者)ムハンマドの風刺画を再掲載したことへの報復だった」と供述していることが分かった。AFP通信が報じた。
シャルリー・エブドは今月2日にムハンマドの風刺画を再掲載し、男はこれを知って激怒したという。本社が移転していたことを、男は知らなかった模様だ。警察は一時、男ら9人を拘束したが、単独犯との見方も出ている。
ジェラルド・ダルマナン仏内相は27日、記者団に「我々はイスラムのテロとの戦争状態にある」と述べ、この3年で警察が計32件のテロ攻撃を阻止したと強調した。