広島は6日、75回目の原爆忌を迎えた。広島市中区の平和記念公園では午前8時から平和記念式典が開かれ、約800人が犠牲者を悼んだ。新型コロナウイルスの影響で例年5万人に上る参列者は大幅に制限された。
75年目の朝を迎えた原爆ドームを眺める人の姿があった(6日午前4時48分、広島市中区で)
原爆死没者慰霊碑の前で、犠牲者のめい福を祈る(6日午前4時48分、広島市中区の平和記念公園で)
慰霊碑を訪れ、線香を手向ける女性(6日午前4時56分、広島市中区で)
原爆死没者慰霊碑に手を合わせる人(6日午前5時39分)
75回目の原爆忌を迎えた平和記念公園
マスクをつけて原爆死没者慰霊碑の前でめい福を祈る(6日午前6時47分)
新型コロナウイルス感染防止対策で、2メートル空けて設置された席に座る平和記念式典の参列者たち(6日午前7時51分)
遺族代表として、原爆死没者名簿を奉納する高津良将さん(奥)(6日午前8時1分)
献花をする被爆者代表の吉川信さん(左)(6日午前8時9分)
平和宣言を読み上げる松井一実市長(6日午前8時17分、広島市中区で)
式典であいさつする安倍首相(6日午前8時30分)
式典で演奏に使われた被爆ピアノ。側面には当時の傷痕が見える(6日午前8時45分)
式典終了後、間隔を空けて献花に向かう参拝者ら(6日午前9時24分)
原爆ドーム前の元安川に流される灯籠(6日午後6時43分、広島市中区で)=代表撮影
日が暮れても原爆死没者慰霊碑を訪れる人は絶えない(6日午後7時25分、平和記念公園で)
元安川で行われる灯籠流しも今年は一般参加が中止になり、有志がンライン上で実施。画面にコンピューターグラフィックスの灯籠が流れた。旧広島市民球場跡地に設置された大型モニターに様子が映し出され、会場には色とりどりの灯籠が飾られた(6日午後8時19分、広島市中区で)