都内感染12人、3日連続2桁…「東京アラート」1週間程度は解除しない方針

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 東京都は3日、都内で新型コロナウイルスの感染者を新たに12人確認したと発表した。都独自の警戒宣言「東京アラート」を発動した2日(34人)から減少したものの、1日当たりの感染者は3日連続で2桁に上っており、都は少なくとも今後、数日間~1週間程度は解除しない方針だ。

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 アラートは、〈1〉1日当たりの新規感染者数が直近7日間平均で20人以上〈2〉感染経路不明者の割合が50%以上〈3〉週単位の感染者増加比が1を上回る――の指標を一つでも満たした場合に発動が検討される。2日は〈2〉と〈3〉が目安を超え、3日は、〈1〉が16・4人(前日比0・1人増)、〈2〉が45・2%(同4・8ポイント減)と基準を下回ったが、〈3〉は1・95倍(同0・2ポイント減)と超過が続いている。

 解除には原則として〈1〉~〈3〉の指標をすべて下回ることが条件となるが、都は専門家の意見も踏まえて判断する考え。アラート発動中は休業要請などのさらなる緩和は行わないという。

 都によると、この日陽性が判明した12人中、接待を伴う飲食店の従業員や客らは7人で、このうち4人は新宿地区の繁華街に出入りしていたという。

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