茨城空港「Tokyo Ibaraki」で海外にPR 愛称案選定
茨城空港(茨城県小美玉市)の海外向け愛称案の最終候補が「Tokyo Ibaraki International Airport」に決まった。ウェブで開いた県の有識者会議で6候補から選んだ。6月上旬にも正式決定する見通し。国内向けは「茨城空港」を継続する。
学識者や航空会社、旅行業関係者らメンバー9人全員が賛同したとしている。海外で知名度を向上させ、国際線への対応をアピールするため「Tokyo」「International」を冠した候補に決めた。
4月下旬に始めたパブリックコメント(意見公募)では東京に隣接しているような誤解を招くとの意見や、大都会との印象を与えかねないといった意見も出たという。
同空港は全ての国内・国際線が運休中で、少なくとも6月11日までは全便運休が続く。県では新型コロナウイルスの感染が収束した後、海外でのPRを目指す考えだ。
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