あえて帰国を決断したナワリヌイ氏をロシア当局が即座に拘束したことについて、欧州理事会のシャルル・ミシェル議長やフランスやイタリア政府などが、ロシアを批判し、同氏をすぐに釈放するよう求めている。ただし、制裁や懲罰的行動には触れていない。
20日に就任するジョー・バイデン次期米大統領の国家安全保障問題担当補佐官となるジェイク・サリヴァン氏は、「クレムリン(ロシア政府)によるナワリヌイ氏への攻撃は、人権侵害というだけでなく、意見表明したいロシアの人々を侮辱するものだ」と批判した。イギリス政府も、ナワリヌイ氏の逮捕を「深く心配している」とコメントし、「ロシア当局は恐ろしい犯罪の被害者を責めるのではなく、どうしてロシア国内で化学兵器が使われるに至ったのかを捜査すべきだ」と呼びかけた。ナワリヌイ氏は昨年夏、シベリア・トムスクからモスクワへ向かう機内で倒れ、緊急着陸した現地の病院を経て、ベルリンで治療を受けた。旧ソ連が冷戦中に開発した猛毒の神経剤ノビチョクが使用されたと、欧州の複数の研究機関が特定した。
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