レバノン大爆発から1週間 内閣総辞職、政治不信が拡大

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レバノン大爆発から1週間 内閣総辞職、政治不信が拡大 大統領はキリスト教マロン派、首相はイスラム教スンニ派、国会議長はシーア派から選ばれる仕組み。各派は利権の囲い込みに終始し、汚職や機能不全が深刻化した。

【カイロ=佐藤貴生】レバノンの首都ベイルートの大規模爆発を受け、同国のディアブ首相は10日、内閣総辞職の意向を表明した。政府の怠慢を非難するデモが連日続いているほか、国際社会でも批判が高まり、政権は瀕死(ひんし)の状態に陥っていた。次期政権の発足に時間を要し、政治空白の長期化で復興に遅れが出る可能性もある。11日で爆発から1週間となったが、政情不安は深まるばかりだ。

ディアブ氏は10日のテレビ演説で爆発の責任をとって総辞職すると表明。「汚職の構造は国家そのものより巨大だ」と同国エリート層を批判し、自らの改革が妨げられてきたと主張した。大量の危険物を長年放置していたことが爆発の原因との見方が強まる中、ベイルートでは反政府デモが連日行われている。9日以降には財務相など閣僚4人が辞意を表明していた。多民族国家のレバノンでは大統領はキリスト教マロン派、首相はイスラム教スンニ派、国会議長はシーア派から選ばれる仕組みだ。国民融和を図る狙いもあったが、各政治勢力は利権の囲い込みに終始し、汚職や機能不全が深刻化した。腐敗の根を絶てないまま次期政権が成立しても、国民の怒りが収まらない可能性がある。

一方、旧宗主国フランスが主導した被災支援の国際会議は9日、総額約3億ドル(約318億円)の緊急資金の拠出を決めた。ただ、爆発の損害は150億ドルに及ぶとの推計もある。仏大統領府は会議後の声明で「支援はレバノン国民に直接届けられるべきだ」とし、同国の既存の政治勢力に対する不信感をにじませた。レバノン英字紙デーリー・スター(電子版)によると、爆発による10日までの死者は164人、負傷者は6千人超に上る。爆風による家屋損壊で30万人が自宅に戻れず、爆風で穀物貯蔵庫が吹き飛んで食糧危機の懸念も強まっている。

 

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こいつらは、自分たちの宗教で行動を起こし殺せる野蛮人。

ゴーンさん、どうされてるんでしょうね。 無実なら日本で裁判受けた方が良かったんじゃ?

宗教が絡むと面倒ですね…

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