新型コロナウイルスの流行を受け、米サンフランシスコ・ベイエリアから引っ越してリモート勤務するハイテク企業の社員は新たな現実に直面している。給与カットだ。
新型コロナにより、社員の働き方に関する従来の考え方がこの数カ月揺らいでいる。シリコンバレーは生活費が比較的高く、社員は最先端のリモート勤務ツールを利用できる環境にある。当地の企業は社員の分散化を含めた今後の計画を立てている。一部企業では転居先によっては給与が15%以上カットされる案も検討されている。企業側は現地の生活費に基づいて給与額が変わるのは、連邦政府を含む多くの組織で常識だと指摘する。だがシリコンバレーの企業は社員を喜ばせるため、企業の常識を越える福利厚生を長年提供してきた。食べ物やマッサージ、ヨガスタジオを無料でソフトウエア開発者に提供する時代に、勤務地の水準に基づく給与カットという冷静な合理的判断は厚遇に慣れきった社員を遠ざけかねない。
まあ企業はそう考えるよな。 高い給料のままで物価の安い田舎で暮らせるからこそメリットを感じてたんで、給料下がってまで田舎に行くもんか、で、やっぱりリモートはやめるわと東京一極集中。
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