5月19日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、19日付のイタリア紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューで、ユーロ圏のインフレ率はECBが求める水準にはないと述べた。写真はメキシコシティで2013年10月撮影(2019年 ロイター/Tomas Bravo)
[ミラノ 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、19日付のイタリア紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューで、ユーロ圏のインフレ率はECBが求める水準にはないと述べた。 欧州連合(EU)統計局によると、4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は前年比1.7%上昇と、前月の1.4%から伸びが加速。インフレ率の目標を2%弱に設定しているECBにとっては一定の安心材料になったとみられていた。同紙のウェブサイトに掲載された詳報によると、クノット氏は「われわれが唯一できることは、経済が稼働率が高い状態を維持し、潜在成長率を上回るGDP(域内総生産)成長を継続するように取り組みを続けることだ」と表明。「この積み重ねによってある時点で一段の物価上昇が導かれるだろう」とした。「第1・四半期のユーロ圏GDP成長率は非常に好調な水準まで回復したようだ。0.4%というのは既に潜在成長率をやや上回っている」とした上で、経済がこのまま回復を続けるという前提では、ECBの政策は「正しい軌道にある」とした。
「インフレ率」という指標は依然として有効なのだろうか、経済学者さん、特に日本の有識者さんたちへ
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: 🇯🇵 - 🏆 65. / 59 続きを読む »