メキシコの首都メキシコ市の今年1-5月の死者数が、過去4年間の同時期の平均を8072人上回っていることが研究者の調査で分かった。ソフトウエア開発者のMario Romero Zavala氏と経済コンサルタントのLaurianne
Despeghel氏がメキシコ市の死亡証明書のオンライン・データベースを基に調査したところによると、年明けから5月20日までの死者は3万9173人。過去4年間の同時期の平均は3万1101人だった。メキシコでは国立統計院のデータで死者数が遡れるのは2018年までで、超過死亡の算出は難しい。ロイターがメキシコ市の13の葬儀場を調査した結果、5月第1週の超過死亡は、政府が発表した同時期の新型コロナ死者数の少なくも2.5倍に達している可能性がある。
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