メイ氏はこの日、王立国際問題研究所「チャタムハウス」で、多岐にわたって考えを述べた。ブレグジットをめぐって自分がまとめた案に支持を集められなかったメイ氏は、保守党党首と首相を来週辞任することが決まっている。
その中で、「内外の政治の状態が心配」だと述べ、「国内でも海外でも、その内容についても論調についても、政治の状態を心配しています」と首相は述べ、「私たちのこれまでのあらゆる成功の基礎となっている価値観は、あって当たり前のものと安心してはなりません」と呼びかけた。ブレグジットや、気候変動など緊急性の高い国際問題においては、議論の「共通部分」を探すよう政治家に強く促した。そして、「妥協」という言葉を嫌悪すべきではないと訴えた。メイ氏は現在の国際状況について、ポピュリズムや独裁主義が国際秩序を脅かしているとし、気候変動問題のパリ協定やイラン核合意(ともにアメリカが離脱)など、多国間の合意が重要だと強調した。また、政治の真価が発揮されるのは、「最善の結果を得るために、説得、チームワーク、互いの譲歩が必要とされる場」においてだと主張。ブレグジットについても、2016年の国民投票の結果は尊重される必要があると前置きした上で、「離脱か残留かに向けた勝者総取り方式のアプローチ」が、政治的なプロセスに悪影響を及ぼしたと話した。
お疲れ様でした
政治は妥協の連続でしょ。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。