まず①の「明らかに相手競技者の視線をさえぎることによって、相手競技者がボールをプレーする、もしくは、プレーする可能性を妨げる」について。これは「ボールがプレーされた時に、オフサイドの対象者が視線を遮っていたかどうか」が焦点となるが、今回はカゼミーロとラッシュフォードの直線上に遮っている選手はいないため、間違いなく該当しない。
次に②の「ボールに向かう相手競技者にチャレンジする」について。今回の場合、ラッシュフォードを追いかけるDFマヌエル・アカンジ、DFカイル・ウォーカーはプレー可能な距離になかったため、チャレンジしているとはみなされない。なお、記事では「アカンジがラッシュフォードまで戻れていたら、別の判断になっていただろう」と説明している。 続いては③の「自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試みており、この行動が相手競技者に影響を与える」について。ラッシュフォードはボールをプレーしようとはしていないため、この反則にも該当しない。記事では「単にボールに向かって走ることによってオフサイドになることはできない。それによって相手プレーヤーに影響を与えているにすぎない」としている。それでもジョンソン記者は、この文言について「通常、攻撃側の選手がボールをスルーするか、プレーしようとすることが含まれる。そして相手選手はインターセプト、クリアしようとすることで直接影響を受ける」と内容を解説。「ラッシュフォードはボールがボックスの端に到達して減速している。フェイントやシュートのための体制の整備と表現する人もいるが、解釈は自由だ。単に走りを止めているとも言える」とグレーゾーンを指摘する。
また、ラッシュフォードがオフサイドになるためには「このアクションが対戦相手をボールにプレーする能力に明らかに影響を与える必要がある」と説明。両DFは「ボールのプレー距離には決してない」ため当てはまらないし、GKエデルソンの動きについても「GKがボールをプレーする能力には影響を与えていない」と総括している。 加えてジョンソン記者は「この類のゴールはVARが導入されるリーグにおいてのみ可能となる」と付記。「通常であればB・フェルナンデスがシュートを打つ前の段階で、ラッシュフォードに対してフラッグが上がっているからだ」とし、オフサイドディレイの影響も大きく作用したと分析している。
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