同駅伝は、愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮まで、全8区間106・8キロの戦い。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で出場の無かった日本学連選抜と東海学連選抜が復活し、全27チーム、216選手が参加する。
今回、解説陣に新たに大迫氏が加わる。大迫氏は、2度にわたりマラソンの日本記録を塗り替えるなど、長距離界をリードしてきた。引退後は世界で戦う次世代ランナーを育てるプロジェクト「シュガーエリート」を主宰している。他の解説陣には瀬古利彦氏、1号車解説には学生時代の恩師である渡辺康幸氏がおり、早稲田大学の先輩・後輩間の掛け合いもみどころとなる。 大迫氏は「『全日本大学駅伝』に関しては僕自身、かなり思い入れがあります。1年生のとき2区を任されたのですが、とても重要な区間だったので“行けるのかな?”という不安感を抱きながら走ったところ、かなりいい走りができたんです。その翌年も納得いく走りができましたし、4年生のときは後輩のモチベーションにつながるようなレースをしたいという気持ちでチームのために走り、その思いが結果に出た大会となりました。このように、『全日本大学駅伝』は自分にとって思い出が鮮明に浮かぶ駅伝で、ほかの駅伝とはまた違ったワクワク感をかきたてられる大会です。ちなみに、大会前日は必ずひつまぶしを食べていたのも思い出に残っています(笑い)」と自身の全日本大学駅伝を振り返った。
さらにみどころとして、「東京オリンピックで健闘した選手も出場するなど各大学のエースの質が高く、新しい可能性を持った選手たちが集まっていますね。本当にどのチームが勝ってもおかしくないレースであり、まさに“戦国駅伝”ですね。そこが今回のみどころになると思います」とした。そして「出身校びいきはしないタイプなのですが、今回、せっかく解説を担当させていただくので、母校・早稲田の優勝の瞬間に立ち会えれば、という思いもありますね。僕自身も解説しながら大興奮すると思いますし、みなさんも興奮して観戦できる面白い駅伝になると思います。何が起きるか楽しみです!」と意気込みを語った。
daigaku_ekiden これは解説も楽しみ‼️‼️ 全日本大学駅伝 大迫傑
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