説明会ではマイクロソフトでSurfaceの事業を担当するコーポレートバイスプレジデントのマット・バーロウ氏が登壇、Surface DuoシリーズはAndroidを搭載しているものの、電話ではなくあくまで「Surface」であると説明。2つのディスプレイと同社のクラウドサービス「Microsoft 365」を活用し、移動の多いプロフェッショナルに向けた生産性向上をもたらす、モバイルデバイスの境界線を広げるものだとしています。それゆえSurface Duo 2は360度開閉できるフレキシブルなヒンジを搭載し、2つの画面をさまざまなスタイルで利用できることに力を入れているのに加え、Microsoft 365に関連するアプリをプリインストール。一方の画面で「Microsoft...
一方でマット氏は、Surface Duo 2がビジネスだけにとどまらず、エンタテインメントサービスを活用する上でも効果を発揮するとしています。実際「TikTok」や「Spotify」など主要エンタテインメントアプリに加え、ゲームアプリのいくつかもSurface Duo 2の2画面ディスプレイ表示に対応しているとのことです。 3つのカメラは背面に搭載されていることからヒンジを360度開いて使うことはできず、本体を180度開いて撮影する必要があることから片手で気軽に撮影できないのは難点です。ただその分、一方の画面で撮影しながら、もう一方の画面でサムネイルを確認するなど2画面を生かした撮影ができるのはメリットと言え、この辺りは「LG VELVET」など、専用ケースを装着すると2画面になるかつてのLGエレクトロニクス製スマートフォンと共通しているようです。2画面スマホといえば従来、どちらかといえば“キワモノ”という見方をする人も多かったと思いますが、それを自社アプリと連携させてビジネス主体に生かすというSurface Duo 2のコンセプトは理にかなっていますし、非常に魅力ある内容だとは感じます。ただ現状、Surface Duo 2にはいくつかの課題もあるように感じています。
マット氏は前者の問題について、「マンスリーでアップデートをかけており、だいぶ改善されたと思う」と答えているほか、後者の問題に関しても、違いが気になるという顧客には日本でもサポートで対応を進めるとの方針が示されています。Surface Duo 2を有効活用するには、最大の特徴でもある2画面とそれを生かした機能が重要になってくるだけに、課題解決にはマイクロソフトの継続的に改善に取り組む姿勢が問われることとなりそうです。
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