ホンダの決断 ソニーとEV連合、激動の時代へ変革急ぐ

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ソニーグループと提携し、電気自動車(EV)を開発・販売する新会社を共同出資で立ち上げるホンダ。「EV新会社はホンダ自身のライバルになっても構わない」――。ホンダの三部敏宏社長は言い切る。異例のタッグで目指すのは、ホンダやソニーという母体に縛られない、独立したEVスタートアップの創造だ。自動車業界を揺さぶる大きなうねりを生き抜くため、ホンダは変化を求めて動き始めた。2021年12月、ホンダの三部

。「EV新会社はホンダ自身のライバルになっても構わない」――。ホンダの三部敏宏社長は言い切る。異例のタッグで目指すのは、ホンダやソニーという母体に縛られない、独立したEVスタートアップの創造だ。自動車業界を揺さぶる大きなうねりを生き抜くため、ホンダは変化を求めて動き始めた。

ソニーはモビリティー(移動)事業への関心を公にしており、20年1月には独自に開発したEVの試作車「VISION-S(ビジョンS)」も発表していた。もっとも、受託製造会社に頼んで"一品物"を造ることはできても、自動車を量産するノウハウを持ち合わせてはいない。本気でEV市場に切り込んでいくなら既存の自動車メーカーと組むのが近道といえた。三部氏の社長就任から間もない21年夏、両社は数人ずつの若手技術者を集め、モビリティーの将来を検討するワークショップを開催。これを機に提携に向けた話し合いが加速し、年末には三部、吉田両氏が腹を決めるに至った。 具体的な製品のコンセプトやターゲットについては明らかになっていないが、「まず1台1000万円を超えるだろう」(関係者)とみられており、富裕層向けのプレミアムカーとして自動車市場に入ることになる。EVで世界トップの米テスラのほか、欧州のプレミアムブランドの製品が仮想ライバルだ。ホンダにとって新会社で共同開発するEVは「ホンダ」ブランドとは一線を画したものという位置付けだ。米ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発する北米市場向けのEVや日本国内で販売する軽自動車のEVなど、現在ビジネスを展開する市場では、ホンダ独自のEV戦略を進める。

そんな懸念を払拭するかのように三部氏が繰り出したのが、ソニーとの提携だった。3月の提携会見。三部氏は「(自動車産業の)変革の震源地はデジタル技術によるモビリティーの拡張にある」と述べ、センサー技術のほか、ソフトウエアやコンテンツにも強いソニーとの協業に強い期待感を示した。 新会社の会長兼最高経営責任者(CEO)に就任するのは、ホンダの水野泰秀専務執行役員。6月、ホンダの自動車事業を統括する重要ポストである四輪事業本部長を離れた。ソニー・ホンダモビリティが正式に発足すれば、ホンダからの一時的な異動を意味する出向ではなく、転籍となる見通しだ。「ホンダのライバルをつくっても全く構わない。発売まで時間のない初期モデルはホンダが生産を請け負うが、将来的には、別にホンダで生産する必要だってない」「社名だって、そのうち変えてもいいくらいだ」。今回、日経ビジネスの取材に応じた三部氏の発言もこうした見方を裏付ける。異業種と手を組み、ライバルとなるかもしれない自動車会社をつくる――。これだけ思い切った手を打つのも、激動の時代に自らが変わらなければ生き残れないという大きな危機感があるからにほかならない。新会社が成功を収めれば、ホンダ本体にとっても大いに刺激となるのは間違いない。

 

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タイマー付き!

ソニーに期待できることが見つからない…今のソニーは金融業のイメージなもんで

ちょっと相性悪いかなぁ

落ちぶれた2人の握手にならないと良いですね。

ソニーが車🚘⁉️

新技術系のものすべてを天下とってほしい

見せてもらおうか HONDAとSONYの新しい力を! 走りのHONDA、それをバックアップ、ナビゲートするSONY 次世代機の問題は、先の大手通信業者の回線問題に露呈されたが 急なオンライン系統の使用不可による各種機能ダウンである、ハード、ソフト、災害、電力停止によりいつ起こってもおかしくない

宗一郎の独自性を今こそ!

トヨタの決断 BMWと燃料電池連合

覚えとこ

テスラみたいにPS5搭載しますか?

まずエンジン撤廃から_φ(・_・

SONDAよりもHONYの方がよいと思うがいかに?!

オールジャパンで世界一を。

H_hikozaemon ソニーの車 信頼性大丈夫か?

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