じっさいに、NX350hは、ハイブリッドに慣れたひとには運転しやすく、いっぽう、ハイブリッドが初めてというひとには扱いやすいモデルだ。電動化を進めるというレクサスの現在進行形が味わえるという意味でも、試してみてはいかがだろう?
NX350hは、2487cc直列4気筒ガソリン・エンジンに、電気モーターを組合せる。前輪駆動と、後輪用にもモーターを搭載した全輪駆動と2つの駆動方式が用意されている。ここで乗ったのは、後者の「E-Four」というシステムをもった、かつスポーティな仕立ての「NX350h AWD Fスポーツ」だ。エンジンの最高出力は140kW(190ps)、最大トルクは243Nm。モーターのトルクはフロントが270Nm、リアが121Nmに達する。出足は実にスムーズで、すっと発進し、そののちエンジンが動き、2つの動力源がバトンの受け渡しをしながら加速していく。ボディの全長が従来とくらべ20mm伸びて4660mmとなり、重量も1830kgあるが、期待いじょうに速度の伸びはよい。
なによりいいのは、シャシー性能だ。もうすこしかんたんにいうと、ハンドルを操作し、カーブとかを走り抜けていくときの気持ちよさだ。サスペンション・システムはしっかりと車体を支えてくれ、少々高めの速度でカーブをこなしていくのがなにより気持ちよい。 2019年に発表したコンセプトカー「LF-30 Electrified」で発表した、LEXUSのクルマづくりに根付いている人間中心の思想をさらに進化させた新たなコックピットデザインの考え方「Tazuna...
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