大阪地裁に向かう「プレサンスコーポレーション」前社長の山岸忍被告(28日午前)=共同山岸被告は、法人の元理事長(63)=業務上横領罪で有罪確定=らと共謀し、17年7月ごろ、法人が運営する明浄学院高(大阪市阿倍野区)の土地の一部を不動産会社に約31億円で売却する際、手付金として振り込まれた21億円を複数の別法人の口座に移すなどして着服したとして、大阪地検特捜部が逮捕・起訴していた。検察側は、山岸被告の当時の部下(56)=同罪で有罪確定=と、土地取引を仲介した不動産会社元社長(54)=同罪で1審有罪判決、控訴中=の2人が捜査段階で被告の関与を認めた供述をもとに、山岸被告が一連の計画を認識していたと主張。これに対し、弁護側は横領を前提とした着服計画は知らなかったとして、無罪を求めていた。7月の公判で不動産会社元社長は「山岸さんの関与を認めないと量刑は変わらないと言われ検事の意に沿う供述をした」と証言。地裁は供述調書の一部について、「検察官に迎合した可能性が否定できない」として、証拠採用しない決定をしていた。
大阪地裁に向かう「プレサンスコーポレーション」前社長の山岸忍被告(28日午前)=共同山岸被告は、法人の元理事長(63)=業務上横領罪で有罪確定=らと共謀し、17年7月ごろ、法人が運営する明浄学院高(大阪市阿倍野区)の土地の一部を不動産会社に約31億円で売却する際、手付金として振り込まれた21億円を複数の別法人の口座に移すなどして着服したとして、大阪地検特捜部が逮捕・起訴していた。検察側は、山岸被告の当時の部下(56)=同罪で有罪確定=と、土地取引を仲介した不動産会社元社長(54)=同罪で1審有罪判決、控訴中=の2人が捜査段階で被告の関与を認めた供述をもとに、山岸被告が一連の計画を認識していたと主張。これに対し、弁護側は横領を前提とした着服計画は知らなかったとして、無罪を求めていた。7月の公判で不動産会社元社長は「山岸さんの関与を認めないと量刑は変わらないと言われ検事の意に沿う供述をした」と証言。地裁は供述調書の一部について、「検察官に迎合した可能性が否定できない」として、証拠採用しない決定をしていた。
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ソース: 読売新聞オンライン - 🏆 19. / 63 続きを読む »