ネアンデルタール人、ブルセラ症にかかっていた 生肉処理時に感染か 新研究

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太古の疾病を研究する科学者らはこのほど、動物からヒトへ病気が感染する「スピルオーバー(流出、異種間伝播)」の最も古い事例の一つを発見した。発症者はネアンデルタール人の男性で、生肉を食肉処理もしくは調理する過程で感染した公算が大きい。

研究者らが今回改めて分析したのは、1908年にフランス中部の村近くの洞窟で見つかったネアンデルタール人の骨の化石。比較的完全な形で見つかった初めてのネアンデルタール人の骨格化石として知られ、最もよく研究された化石の一つでもある。ただ今回改めて分析したところ、全ての骨の変異が骨関節炎で説明できるわけではないことが分かったという。この分析に関する論文は先月刊行のサイエンティフィック・リポーツ誌に掲載された。

ブルセラ症は現在も多くの人が感染する病気で、世界保健機関(WHO)によると通常は感染した動物に直接接触したり、感染した動物から作った製品を飲食したり、あるいは空気中の病原体を吸い込んだりして感染する。具体的には、低温殺菌されていない乳製品からうつるケースが大半だ。ブルセラ症の症状は高熱や筋肉痛、寝汗など多岐にわたるとホイスラー氏は説明。症状が出る期間は数日から数カ月、あるいは数年に及ぶ場合もある。長期化すると関節痛、背痛、睾丸(こうがん)の炎症などを引き起こす可能性もある。ホイスラー氏によると、ブルセラ症由来の死因として最も多いのは心臓弁の炎症として知られる心内膜炎だという。

 

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ブルセラって久しぶりに聞いた。

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