ナスダック100指数の波乱、1年分が年初3週間に集中-日常化に懸念

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米株式市場の不安定さをグラフ化する方法は多数存在する。オプションから派生したボラティリティーの指数や移動平均線との価格比、直近高値からの最大の下落率はほんの数例だ。

そして、ナスダック100指数がここ数週間に演じたような、はっきりとした上昇・下落基調が一瞬で反転するというタイプもある。20日にもそうした値動きが再び見られ、ハイテク株の比重が大きい同指数は2%上昇から終盤に値を消し前日比1.3%安で終了。1年5カ月で最大の弱気リバーサルとなった。昨年11月に付けた史上最高値からの下落率は10%を超え、調整局面入りした。

この日の値動きは、1月10日の相場を鏡に映した形だ。10日に同指数は2%安から反発し、数時間でプラス圏に浮上した。こうした値動きは非常にまれだ。2021年には1回、19年には2回、その前の年は4回あった。新型コロナウイルスがすべてを覆した20年だけは9回と際だっていた。 投資家にとって懸念されるのは、米金融当局のインフレ対策強化で株式市場の基盤が変化しつつある状況下、相場の波乱がより日常的に起こる可能性だ。ボラティリティーの標準的な指標への影響は限定的で、CBOE・NDXボラティリティー指数はほとんど動かなかったが、トレーダー心理への打撃はより大きい。 コーナーストーン・マクロのオプション責任者、ダニー・カーシュ氏は「以前は機会を見逃すことが不安だったが、今は貧乏くじを引くことが恐怖となっている」と述べ、「投資家は上値を追うのではなく、反発の機会を利用して株式から資金を引き揚げている」と指摘した。

 

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