国際交流イベントで、よく年配の日本人から「ドイツと日本は第2次大戦の『戦友』ですから!」「次回はイタリア抜きで!」など、自信満々の「ドイツ愛」アピールを頂く。昭和的な好意の表れではあるが困る。なぜなら、それは彼らの「脳内ドイツ」イメージに基づく好意だからだ。好意的なのはありがたい。でも実際には、欲と戦略をベースにしたウラ事情もあるんですよ......などと応対しているうち、私は気付く。
「脳内ドイツ」イメージは、端的に日本をアゲたりサゲたりするための有効な材料として極論に陥りやすく、それは例えばネット言論と極めて親和性が高い。実際、いま日本のネット空間で語られる「ドイツ」は練りに練った称賛と侮蔑の二極化がやたらに進んでおり、とても同じ国について語っているとは思えない。 なぜそうなるのか? 理由はいろいろあるだろうが、まず感じられるのは「焦り」だ。その焦りはどこからくるのか、といえば日本が「政治的に独立し切れていないこと」で、どこから独立できていないのか、といえば「アメリカ」だ。 そう、冷戦時代を通じて「西側世界の覇者」アメリカにどこまで頼ったか、独立性を委ねたかという点こそ戦後の日独社会の最大の相違点で、日本人のストレスが好意と嫌悪の両極端の形でドイツにぶつけられる大きな理由の1つのように感じる。
逆にドイツ人は日本をどう見ているのか? 率直な話、これはこれであまりぱっとしない。例えば日韓の戦争観の軋轢問題が報道されても、「ほう、まだ解決していなかったのね」などと薄い反応があるくらいで、そもそもあまり関心を持たれていない。なぜかといえば、ドイツの生活を支えるエネルギー的・マテリアル的・情報的な循環システムに良くも悪くも日本が入っていないからだ。時に、日本人と対話していて驚くのが、左派・リベラル系有識者の多くが軍事・軍略の知識を基礎レベルで欠いており、そもそも防衛問題についての現実的な話を忌避する点。正直、それでどうやって戦争を回避するのか不思議だ。ドイツの場合、左派も(好き嫌いは別として)それなりに軍事の基本は理解している。でないと相手を有効に論破できないからだ。
先の戦争で300万人以上の国民が犠牲になりました。どうしたら戦争を防ぐことができるか研究するのが普通です。解を見い出すには戦争を研究することが必須です。ところが戦争研究は戦争する為のものと考えれています。大学も野党も避けているようです。これを研究することが先の戦争の反省だと思う。
やっぱり定期購読Willにした方が賢明だな。
両方とも間違ったことをとたんですよ、
こんなニッチなネタじゃなくて、ドイツ人がBLM運動についてどう考えているか、日本に紹介してほしい。ホロコーストの被害者が、もしも白人ではなくて、有色人種だった場合、ドイツは果たして反省するだろうか???
なんかの小話でドイツ人が「イタ公は前回とっとと白旗上げたから駄目だ!俺たちともう1度手を組んで戦争しようぜ!」って言ってた話を聞いた事ある。
国が明確に指示してやったドイツと 大半が言い掛かりな日本を一緒にされても…。 本当に有った分は、東京裁判で重罪にされてるんですけどね。 個人の略奪や殺人を、国家規模に捏造して 証拠が風化してから文句言い出されたんですけどね。 本当に国家規模なら東京裁判の訴状に上ってる事は無視で
ドイツみたいに大虐殺してませんけど
陣営を問わず基本的には自身の美学追求で満足できる環境にあった 陣営を問わずというのは納得ですね。美学もそう。ネトウヨは思いもよらんだろうが、威勢のいい雑言は彼らの美学なんだろう。そもそもテンプレだし。
'どんなにいけ好かない相手とも、必要に応じて積極的に付き合っていかなければ優位に立てず、そもそも生きていけない' ↑ ドイツが羨ましいなと思っていました。理解ある周辺国に囲まれていると思ってきたからです。 日本は隣国に恵まれてはいないと思ってたのですが、見方、違うんですね。
ドイツ人は、日本人を、差別している。
日本人が特別視? 特定の日本人の誤りだろう。
ドイツに学ぶべき点、、、 戦争の責任をナチスとヒトラーに全て負わせたという所でしょうか。 少なくとも日本のように自虐史観を植え付けるような教育はしていませんね。 戦後の占領期にアメリカ本国では存在そのものを禁止している共産党の参政を認めてしまった事も大きな失敗のひとつです。
アメリカ映画の影響かもしれないがドイツ兵ってすぐ降伏するイメージがある。
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