トルコリラ暴落を受けてAppleがトルコでの製品販売を停止

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2021年11月23日、トルコのエルドアン大統領の通貨安を容認する発言を受け、トルコリラがわずか1日で「一時15%安」という記録的な急落を見せました。この動きを受けて、Appleは同国における店頭販売・オンライン販売を停止しました。

トルコリラは2021年10月中旬頃から史上最安値を連日更新している状況でしたが、トルコ中央銀行は通常ならば金融引き締めでインフレに対抗する局面にもかかわらず9~11月にかけて計4%の利下げを断行。この動きを受けて11月23日まで11日連続で下落を続ける中、エルドアン大統領は22日の演説で「高金利で通貨安が進む悪循環ではなく、投資や生産、雇用に着目した経済政策が必要だ」と中央銀行の利下げを正当化する旨の発言を行い、緩和的な金融政策を続けると示唆しました。このエルドアン大統領の発言を受け、史上最安値を連発していたトルコリラはさらに暴落。対ドル換算で「前日比15%超」という下落を見せました。

この動きに素早く反応したのがAppleです。このエルドアン大統領発言後のトルコリラ急落を受け、Appleは店頭販売・オンライン販売の両面を停止。トルコのApple Storeに赴いても、「為替レートが安定した後に販売を再開します」と伝えられるとのことですが、店舗の前には同社の製品やサービスを求める人が列を作っています。トルコは「国内ブランドを支援する」という名目からAppleなどの他国製デバイスに対して約79%という関税を課しており、これまではiPhoneなどは個人輸入したほうがお得、という状況でした。しかし、前述のドルに対する記録的なトルコリラ安を受け、「国内でiPhoneを購入するほうが安い」という状況に切り替わっているとのことです。

 

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