これに対して「リセール」は2000億円程度ですが、2025年には3倍にはなる、という見立てです。いまどき、そんな成長市場、あまりないですよね。成長産業には寵児(ちょうじ)も現れます。ソーホー地区に、4年前に自前の店を持ったジョー・サピアさん(25)は、いまや年商100万ドル(1億円超)のリセール業者です。「高校生になると、よく親に言われたんだよ。『そろそろ、自分のキャリアのことを考えなさい』と。選択肢は2つ。『進学してキャリアを作る準備をする』、もしくは『自分自身でキャリアを作る』ってね(笑)」気付けば、余分に入手できたものを、欲しい人に譲ったりして、それで「もうけ」が、でき始めたそうです。きっかけは、今の外見とは違って(笑)、ほほえましいものでした。ルイ・ヴィトンやグッチといった高級ブランド店の前を通りかかると、「スニーカーが多いなぁ」と感じることがあります。ニューヨーク5番街の路面店もそうでした。高級ブランドなのに、カジュアル路線をかなり意識しています。同じソーホー地区にあるリセール店「Stadium...
これに対して「リセール」は2000億円程度ですが、2025年には3倍にはなる、という見立てです。いまどき、そんな成長市場、あまりないですよね。成長産業には寵児(ちょうじ)も現れます。ソーホー地区に、4年前に自前の店を持ったジョー・サピアさん(25)は、いまや年商100万ドル(1億円超)のリセール業者です。「高校生になると、よく親に言われたんだよ。『そろそろ、自分のキャリアのことを考えなさい』と。選択肢は2つ。『進学してキャリアを作る準備をする』、もしくは『自分自身でキャリアを作る』ってね(笑)」気付けば、余分に入手できたものを、欲しい人に譲ったりして、それで「もうけ」が、でき始めたそうです。きっかけは、今の外見とは違って(笑)、ほほえましいものでした。ルイ・ヴィトンやグッチといった高級ブランド店の前を通りかかると、「スニーカーが多いなぁ」と感じることがあります。ニューヨーク5番街の路面店もそうでした。高級ブランドなのに、カジュアル路線をかなり意識しています。同じソーホー地区にあるリセール店「Stadium Goods」。開業から5年足らずですが、去年、ルイ・ヴィトンの出資を受けて業界を驚かせました。「10年、いや15年前だったら、ヴィトンのような高級ブランドを求める人とスニーカーを欲しがる人って、明らかに違っていた。それが、だんだん一緒になってきたんだと思うよ。だからこそ、ヴィトンもウチに出資することによって、新しい購買層を見つけられたんだと思う。そういう市場になってきているんだ」例えばAというブランドは、自身の顧客がBのブランドのどんな商品を買っているか、直接知ることはできません。リセールでは、それが可能です。つまり、業界を横断する横串のような情報です。先日、ネットでのリセール販売では知られた「Stock X」で、不正アクセスによって680万人分の顧客データが流出した可能性があることがわかったそうです。出るところに出れば、よだれの出るようなモノなのでしょう。限定品が売り出された日は、それを(おそらく)徹夜で手に入れた人たちが、ここに紹介してきたリセール店の裏口(笑)に再び列を作ります。定価の何倍もの流通価格になれば、ぬれ手にあわとは言いませんが、大きな利益です。あまりハマらない程度に(苦笑)、見ていきたいと思っています。
欧州メーカーは 付加価値をつけて ブランディングするのが 上手だと言われ 日本はブランディングするのが へたくそで生産性が低いと その根底には日本人の 生真面目さが根底にあるのかも 日本の文化として 付加価値をつけることが どこかで詐欺のような感覚になるのかな
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