スキー距離女子の石田正子、41歳で5度目の五輪へ

北京冬季五輪開幕まで4日で2カ月となった。11月に41歳を迎えたノルディックスキー距離女子の石田正子(JR北海道)は、5大会連続の五輪出場へ歩みを進めている。力…

2021/12/04 12:30:00

スキー距離女子の石田正子、41歳で5度目の五輪へ 40代での冬季五輪出場は異例。 41歳で挑んだ14年ソチ大会でメダル2個を獲得し、18年平昌大会にも出た男子ジャンプの葛西紀明くらい。石田は北海道美幌町の実家で採れる野菜をふんだんにとって体調を整えている

北京冬季五輪開幕まで4日で2カ月となった。11月に41歳を迎えたノルディックスキー距離女子の石田正子(JR北海道)は、5大会連続の五輪出場へ歩みを進めている。力…

今季のW杯はフィンランドのルカで始まった。11月27日の女子10キロクラシカルは29位、翌28日の女子10キロフリーは23位だった。「少しずつ雪上に慣れて、大会に出ていけば調子は上向いていく」と感じている。距離は欧州で高い人気を誇る。対照的に日本では十分な競技環境が整っていない。逆境の中、世界の第一線で戦い続けてきた。五輪は2006年トリノ大会から4大会連続出場中。10年バンクーバー大会の30キロクラシカルでは日本勢五輪史上最高の5位入賞を果たした。W杯でも2度、表彰台に立った。ワールドカップを転戦中にフィンランドで練習するノルディックスキー女子クロスカントリーのエース、石田正子(本人提供)

40代での冬季五輪出場は異例といえる。結果を残している日本選手は、41歳で挑んだ14年ソチ大会でメダル2個を獲得し、前回の18年平昌大会にも出た男子ジャンプの葛西紀明(土屋ホーム)くらい。石田は北海道美幌町の実家で採れる野菜をふんだんにとって体調を整えている。「相当健康な食生活を送っている。長い距離は昔より今の方が速い。筋トレや体幹はすごくやっていて、前より強くなっている」。長く挑戦を続けられる理由は「皆さんに『どうして何十年も仕事が続けられるんですか』というのと変わらない」と笑って説明した。日々、進化を追求してきた。

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北京冬季五輪開幕まで4日で2カ月となった。11月に41歳を迎えたノルディックスキー距離女子の石田正子(JR北海道)は、5大会連続の五輪出場へ歩みを進めている。力の陰りは見られない。現在は欧州でワールドカップ(W杯)を転戦し調整を重ねる。「W杯でいい成績を挙げることが北京につながる」と、大舞台を見据えている。(小川寛太) 今季のW杯はフィンランドのルカで始まった。11月27日の女子10キロクラシカルは29位、翌28日の女子10キロフリーは23位だった。「少しずつ雪上に慣れて、大会に出ていけば調子は上向いていく」と感じている。 距離は欧州で高い人気を誇る。対照的に日本では十分な競技環境が整っていない。逆境の中、世界の第一線で戦い続けてきた。五輪は2006年トリノ大会から4大会連続出場中。10年バンクーバー大会の30キロクラシカルでは日本勢五輪史上最高の5位入賞を果たした。W杯でも2度、表彰台に立った。 ワールドカップを転戦中にフィンランドで練習するノルディックスキー女子クロスカントリーのエース、石田正子(本人提供) 40代での冬季五輪出場は異例といえる。結果を残している日本選手は、41歳で挑んだ14年ソチ大会でメダル2個を獲得し、前回の18年平昌大会にも出た男子ジャンプの葛西紀明(土屋ホーム)くらい。石田は北海道美幌町の実家で採れる野菜をふんだんにとって体調を整えている。「相当健康な食生活を送っている。長い距離は昔より今の方が速い。筋トレや体幹はすごくやっていて、前より強くなっている」。長く挑戦を続けられる理由は「皆さんに『どうして何十年も仕事が続けられるんですか』というのと変わらない」と笑って説明した。日々、進化を追求してきた。 平昌五輪後、北京五輪を目標にはしていなかった。「1年1年やっていたら、ここまで来た」。海外選手が氷河や人工雪の施設などで1年を通してスキー練習する中、この夏は新型コロナウイルスの影響もあって海外に出ず、美幌町を中心に国内で練習を積んだ。 ローラースキーを使った練習では、地元中学生を相手に滑り込んだ。「中学生でも一緒に競う人がいてくれてすごく助かった」。現役の立場で日本代表のユース担当アシスタントコーチを兼任した時期もある。現在も若手の練習メニューを作るなどして競技の底上げに力を尽くしている。 今季のW杯直前に出場した国際大会は1桁順位で終えた。試合後、スウェーデン人スタッフから「こんな成績じゃ、スキーの手入れをしてやらないぞ」と、冗談めかしながらはっぱをかけられた。「五輪が目前なので、しっかり頑張って、北京でもいい結果を出せなければ意味がない」。日本距離界の第一人者は、強い決意を隠さなかった。 特集・連載: