有罪評決に歓喜する地元ミネアポリスの人々(4月20日) ADREES LATIF-REUTERSミネソタ州地裁の陪審は4月20日、昨年5月25日に黒人男性ジョージ・フロイドが殺された事件について、ミネアポリスの元警官デレク・ショービンに意図せざる第2級殺人、第3級殺人、第2級過失致死で有罪評決を出した。この評決で説明責任は果たされたが、「正義」が実現したと言えるわけではない。フロイドは警官によって白昼堂々と殺されたのだ。衆人環視の中で、ゆっくりと残酷に。ミネアポリスとミネソタ州、そしてアメリカ全体の警察は根本的に破綻している。根本的に正義に反する存在なのだ。
評決から1週間ほど前の4月11日、20歳のダンテ・ライトが交通違反取り締まり中の警官に至近距離から撃たれた。その現場は地裁から十数キロしか離れていない。ミネソタ州では2000年以降、200人近くが警官に殺された。全米では2013年以降、9000人以上(その多くが黒人)だ。正義とは──首を絞める警官の制圧行動と無断家宅捜索令状の禁止だ。警官の「非武装化」とボディーカメラの装着義務付けだ。警察の不正行為に関するデータを集め、広く共有することだ。治安よりも安全を優先した地域密着型の警察活動だ。そしてジョージ・フロイドの名を冠した警察の改革法案を成立させることだ。裁判が終わる数日前、マクシーン・ウォーターズ下院議員(民主党)は、有罪評決が出なければ「対決姿勢をもっと強化」しようとデモ参加者に呼び掛けた。下院共和党はウォーターズの問責に動き、ショービンの弁護士は裁判の無効を申し立てた。
1000年前の平安時代、治安維持を担った「軍団」を解散して都の治安迄崩壊 自警団的武士が台頭して江戸幕府が成立して100年、ようやく天下泰平の元禄時代まで到達するのに何百年かかった? 正義vs安心安全、かぁ・・・
2013年以降、1日に約3人の人命が警官によって奪われている。改革が必要です。
犯人側が武装できるのに、警官が非武装だったら対抗できるわけがない。 無理なことばかり言っていると、警官の辞職者数が増えるだけだよ。民間で武装して防衛するつもりかな。
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