の資産運用部門が、自社のいわゆる「9条」ファンドに16億ドル(約2000億円)強の顧客資金を呼び込んだ。9条ファンドは、欧州連合(EU)のサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)で最も厳格な9条に分類されるESG(環境・社会・企業統治)ファンドを示す。
同ファンドについて、「インパクト強化に向けマネジメントチームと密接に連携する予定」とGSAMは電子メールで送付した文書でコメントした。同社は、ポートフォリオ企業ごととファンド全体へのインパクトについて報告する方針という。 投資先は北米と欧州に及び、リチウムイオン電池や持続可能な包装材、高品質の再生コットンの製造業者が投資対象だという。同ファンドはまた、農業での水利用の効率化や、商業・工業用建築物におけるエネルギー効率向上をうたう事業も対象としている。
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