ロックフェラー辺りは、クリスマスシーズン前から例年は、世界や全米から集まる観光客でごった返す。この辺で働いてると、人混みにもまれうんざりさせられる時期なのだ。しかし今年は、新型コロナウィルスの規制により、観光客どころか、ビジネスマンさえもリモートワークのためオフィスに出てこないので、グランドセントラル駅からロックフェラーまでの道も閑散としている。ランチタイムになると、ビジネスマンがサラダ・バーやピザ・ショップに行列をなすロックフェラーの地下街もガラガラ。それでも恒例のロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式が行われる。ただし、12月2日に無観客で行われる予定だ。5万個のLEDライトとトップには、300万個のスワロフスキーを使用したスターを飾り付けられる。ロックフェラーセンター所有者の声明によると、ロックフェラーのツリーはただホリデーのシンボルというだけのものではないという。大恐慌から9/11、ハリケーン・サンディの時にも欠かすことなく飾られた。2020年は、コロナ禍で弱ってる人々に希望や回復する力を与える。まさにニューヨークの不屈の精神を称える象徴なのだという。今年はサンクスギ
夏が終わったくらいから、NYではビジネスマンも少しずつオフィスへ来る姿を見かけるようになっていた。レストランも、9月の終わりから最大収容人数の25%と人数制限や、営業は10時までという規制はあるものの店内にて飲食が許可されたところだった。やれやれようやく外出できると忘年会を楽しみにしていたのだが、NYの街中や地下鉄では、ひったくりやレイプ、暴行、挙げ句の果には地下鉄で線路にホームレスから突き落とされるなどといった犯罪が増えているというニュースを耳にするため、外出を自主規制する人も多く、友人らとの外出が厳しくなっている。さらに、ホリデーシーズンになってから、再び新型コロナウィルス感染者が増えてきたこともあり、完全リモートワークへと戻ったオフィスも多い。例年、ホテルのパーティー会場やレストラン、クラブなどを貸し切ってやる企業のクリスマス・パーティーもやらないところばかり。企業側はパーティーの出費がセーブできるが、一番の稼ぎ時となるクリスマスに利益があがらないので、サービス業に携わる方々は困るだろう。
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