グーグルが挑んだ自社ゲーム開発の夢が、はかなく消えるまでに起きていたこと

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グーグルがクラウドゲームサーヴィス「Google Stadia」専用のオリジナルタイトルを開発すべく立ち上げた社内ゲームスタジオを閉鎖し、従業員を解雇すると発表した。多くの優秀な人材を集め、最先端の技術を投入して始まった取り組みは、なぜ夢と消えざるをえなかったのか。いったい何が現場で起きていたのか──。グーグルの従業員や元従業員への取材に基づくレポート。

職を失った人たちの多くは、その理由をいまだに明かされていない。だが、Stadiaの運営に詳しい関係者によると、ふたつのゲームスタジオに数千万ドルを注ぎ込んだグーグルが、高品質なヴィデオゲームの開発に必要な高額かつ複雑な制作に耐えきれなかったのだという。Stadiaの加入者数が芳しくないことを考えれば、なおさらだろう。

ゲーム制作で成功を収めてきた巨大企業は、ゼロからゲームをつくるのではなく、買収を通じて成功を収めてきた。例えば、マイクロソフトは「マインクラフト」を開発したモヤン(Mojang)のほか、「Fallout」や「Doom」で知られるベセスダ・ソフトワークスを含む12以上のスタジオを買収している。これに対してグーグルは、自分たちが特別であると考えていたのだ。 ハリソンの構想は壮大なものだった。極めて高性能なデータセンターを経由することで、電光石火のスピードで世界中のデヴァイスに大作ゲームを配信する。しかも、従来ならゲーム用PCや家庭用ゲーム機に手が届かなかった人々を主な対象にするというのだ。Stadiaのユーザーは月額10ドルを支払うことで、Wi-Fi接続されたスマートフォンやタブレット端末に厳選されたゲームをストリーミング配信してプレイできる。GDCのステージに立ったハリソンは、グーグルがすでに100以上のスタジオと1,000人以上のクリエイターたちに対して、Stadiaの開発キットを送付したことを強調していた。そして、Stadia専用につくられた体験をかたちにする部門として、「Stadia Games and Entertainment」の設立を発表している。グーグルがゲーム開発者の本格的な採用に踏み出す数カ月前のことだ。

 

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