オリオンビール「上場計画見直し」で迎える正念場 | 食品

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【オリオンビール「上場計画見直し」で迎える正念場】 ソニー出身の村野新社長にのしかかる難題 東洋経済オンライン

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沖縄県のビールメーカー・オリオンビールの村野一社長が、2019年に掲げた「5年後をメドに新規上場する」という計画を見直す意向を示した。酒税減免措置の縮小や、足元のコロナ感染拡大で計画を見直さざるを得なくなった格好だ。

オリオンビールは2019年にアメリカの投資ファンド、カーライルグループと野村ホールディングスに買収され、衣料品ブランドのルルレモン・アスレティカJP社長だった早瀬京鋳氏が新社長に就任。創業家の影響が残る経営から、普通の株式会社へと脱皮する「第2の創業」を迎えた。社長ポストはしばらく「空席」だったが、カーライルと野村からオリオン建て直しのオファーを受け、2021年12月1日に就任したのが村野氏だ。ソニー時代に海外市場開拓の前戦に立ち、出版社大手デアゴスティーニ・ジャパンやカミソリ大手シック・ジャパンの社長を務めた経営のプロ。火中の栗を拾うような決断をしたのはなぜか。本人に聞いた。(※インタビューは1月14日実施)

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