13日に発足したイスラエル新政権は、ユダヤ人民族主義者が15日にエルサレム旧市街で予定している行進を巡り、早くもパレスチナとの緊張の高まりに直面している。写真は6月13日、議会に出席する右派政党「ヤミナ」のベネット党首(2021年 ロイター/Ronen Zvulun)15日の行進では、極右グループがイスラエルの旗を掲げて東エルサレムの旧市街やその周辺を歩く予定だ。この地域では、5月に11日間続いたイスラエル軍とパレスチナ自治区ガザの武装勢力の衝突以降、緊迫した状況が続いている。
パレスチナ勢力は、エルサレムの行進に対抗する「怒りの日」を呼び掛けている。エルサレム旧市街にあるイスラム教礼拝所「アルアクサ・モスク」やパレスチナ住民が立ち退きに直面する地区の周辺では先月、パレスチナ人のデモ隊とイスラエル警察が衝突した。
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